筋トレで血糖値が下がったお話

血糖値

血糖値（けっとうち、英語: blood sugar concentration / blood glucose level）とは、血液内のグルコース（ブドウ糖）の濃度である。

引用元：血糖値 – Wikipedia

この血糖値が基準値を超えた状態が続くと、糖尿病となって様々な健康被害が発生します。

血糖値が上昇する理由は様々ですが、主に炭水化物とか果物とか、そして砂糖を含む食品を摂取することで上昇します。

で、健康診断では空腹時血糖値とhbA1cと言う二つの指標で血糖値を評価するのです。

空腹時血糖値

正確には10時間以上食事を摂らない状態で測定しますが、一般的な健康診断では、朝ごはんを食べずに採血したものを空腹時血糖値と呼んでいます。

引用元：空腹時の血糖値の高さとそのリスクついて知っておきましょう

健康診断の時、朝食を食べないように（又は夜10時以降食事をしないように）と言われるのは、空腹時血糖値を測定するのが理由の一つです。

で、正常かどうかの基準は？と言うと

100mg/dL未満	正常値
100mg/dL～109mg/dL	正常高値
110mg/dL～125mg/dL	境界型（糖尿病予備群）
126mg/dL以上	糖尿病の診断基準

つまり正常値は100mg/dL未満、それ以上だったら要注意です。

hbA1c

HbA1cは過去1～2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。

引用元：ＨｂＡ1ｃ（ヘモグロビンエーワンシー）ってなに？

健康診断の前日だけ絶食したりして血糖値下げようとする人、たまにいますけど、hbA1cは過去1～2ヶ月間の血糖値を反映するので、そう言った誤魔化しが効きません。

hbA1cの基準値は

5.6%未満	正常値
5.6%～5.9%	要注意
6.0%～6.4%	糖尿病が否定できない
6.5%以上	糖尿病型

となっています。

筋トレ開始前の血糖値

では、Kenの血糖値はどうだったのかと言うと。過去３年ほど空腹時血糖値が度々100mg/dL以上になり、hbA1cは5.6%～5.7%。

ある時血糖値が高めだと判ったので、血糖測定器を購入、自宅で朝1番の血糖値や食後血糖値を計っていたのです。

すると、度々朝1番の血糖値が100mg/dL以上になり、健康診断でもhbA1cが5.6%か5.7%。糖尿病ではないものの、要注意の状態です。

そこでプチ糖質制限をしたり、血糖値に効くというサプリメントを飲んだりしたのですが、効果が出ません。それ以上悪化しないよう食い止めているだけ、と言う感じでした。

筋トレ開始後の血糖値

所がです、筋トレを開始してから半年も経たずに受けた健康診断の結果は

hbA1c 5.3%　空腹時血糖値89mg/dL

筋トレ凄いぜ！！

筋トレ以外に生活習慣は変わっていません。にもかかわらず、3年間改善しなかった数値が、自分的には劇的な変化をしたのです。