see と meet は何が違う?

50過ぎての英語学習
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Ken
Ken

日本語にすると同じ意味だけど、実はニュアンスが違う、使う場面が違う。そう言うケースはこれまでもありましたけど、今回もそうです。

 

とても基本的な単語なのですが、中学の頃はどう教わっていたか、思い出しながら調べてみました。

参考書の例文は「私は今日の午後彼女に会うつもりだ。」

正解は I am going to see her this afternoon.

Ken は I am going to meet her this afternoon. と書きました。

see が正解?meet は間違いなんでしょうか?see と meet は何が違うのでしょうか?

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see

see を”会う”という意味で使うのは

  • 面識のある人と会う
  • 意図せず見掛ける(視界に入る)
  • 一方的(相手の意思とは無関係)に会いに行く
  • 会うこと以外に目的がある

場合です。

面識のある人と会う

既に会った事がある人と会うときには see を使います。

ですので、挨拶も”nice to meet you”ではなく、”nice to see you”となります。

もし、会ったことがある人に”nice to meet you”を使ったら、「自分忘れられてる?」と言うことになってしまいます。

意図せず見掛ける

「探していたわけでは無いけど、偶然見かけた」と言うシチュエーションで使います。

watch と see と look の違いでも触れましたが、see には

  • 偶然見かける
  • 自然と視界に入る

と言ったニュアンスがあるので、

「Kenを見なかった?」「そう言えば、コンビニの前で見たよ」

と言うときには see を使うのです。

一方的に会い行く

これは例えば「動物園にパンダを見に行く」とか、「イベントへ芸能人を見に行く」等。

相手の都合とは関係なく、相手はこっちを知らないけど会いに行く。そんなシチュエーションです。

会うこと以外に目的がある

後で書きますが、通常約束をして会う場合は meet を使います。しかし、約束をして会っても、会うこと以外に目的がある場合 see を使います。

例えば「医者に診てもらう(see a doctor)」、「弁護士に相談する(see a lawyer)」と言った場合です。

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meet

meet を”会う”という意味で使うのは

  • 初対面の相手と会う
  • 双方が合意の元で会う
  • 出会い直す
  • 抽象的な物に会う

の場合です。

初対面の人と会う

面識の無い人と会う、初めて会う時は meet を使います。

双方が合意の元で会う

お互いが会う事に同意している時、meet を使います。

約束をした上で会う時とか、約束をする時。「明日オフィスで会いましょう」と言うときは meet です。

出会い直す

過去に出会った人同士が、成長して再び出会うような時。成長して、あの頃とは別の人間になって出会い直すシチュエーションでは、面識のある相手でも meet を使います。

抽象的な物に出会う

具体的な物や生物では無く、抽象的な概念等に出会うとき meet を使います。

Wherever she went she met hostility and prejudice.
彼女はどこにいっても、敵意と偏見に遭遇した。

引用元:seeとmeetの違い | 真剣に学びたい人のための英会話学習サイト

正解は?

see と meet の違いはわかりました。では例文「私は今日の午後彼女に会うつもりだ。」で使うのはどっちでしょう?

この文だけだと、相手が初対面なのかどうか、約束があるのかどうか判りません。前後の文から判断しなければいけないのでしょうが、前後の文がありません。

英作文の問題でこの文だけが単独で出てきたら、どっちでも正解で良いんじゃないでしょうか?

Ken
Ken

see と meet、中学生の時は”初対面がどうか”を教わったような記憶があります。でも、それだけだったような。

 

今回参考にさせていただいたサイトは

“meet” と “see” の違いって? | Gaba Style 無料で英語学習

seeとmeetの違い | 真剣に学びたい人のための英会話学習サイト

さんです。ありがとうございます。

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