副詞は文のどこに置く?

50過ぎての英語学習
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Ken
Ken

英語の勉強を続けていると、疑問に思うことが出て来て調べてみる。を繰り返している ken です。今回疑問に思ったのは副詞。

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副詞とは?

副詞とは、単語や文章を修飾する語です。

同じような働きをする物に、形容詞があります。こちらは名詞を修飾する働きがあります。

副詞はと言うと、単語や文章を修飾する語で、尚且つ形容詞以外と言うことになります。名詞以外の単語や文章を修飾する語、と言うことも出来ます。

副詞の位置

その副詞で ken が疑問に思ったのは、文章中の位置です。副詞はどこに置くのが正解なのか?

参考書やサイト上の英文など見ていると、どうも位置がバラバラで、丸暗記しかないのかと思い調べてみました。

すると、様々なサイトが副詞について解説していました。

サイトによっても異なりますが、大体副詞を5~8種類くらいに分類して、この副詞を置く位置はここ、みたいな解説をしています。

これは覚えるのが大変だな、と思っていたら、もっとシンプルに説明しているサイトがありました。

曰く、3つのルールを知れば解決できる。

  1. 動詞を修飾する場合
  2. 頻度を表す場合
  3. それ以外

出典:英語の副詞の位置がわからない?3つのルールを知れば解決できるよ。 | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~

動詞を修飾する場合

動詞を修飾する場合は、その動詞の直後。動詞の後ろに目的語かある場合はその後ろに置きます。

A. He walks slowly 彼は「ゆっくりと」歩く
B. Drive safely! 「安全に」運転してね
C. I ate my dinner quickly. 私は「素早く」食事を食べた

引用元:英語の副詞の位置がわからない?3つのルールを知れば解決できるよ。 | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~

そして、上記のサイトでは触れていませんが、補語がある場合もやはり補語の後ろに置きます。

また、目的語が長いときは動詞と目的語の間に置きます。

He saw most clearly the importance of being earnest.
 (彼はまじめであることの重要さがはっきりとわかった)

引用元:12-3 副詞の位置- 英文法大全

頻度を表す場合

He is always late.  彼は「いつも」遅刻する
I sometimes play the piano. 私は「時々」ピアノを弾く
He often tell a lie.  彼は「頻繁に」嘘をつく
I rarely go abroad.  私は「めったに」海外へ行か「ない」

引用元:英語の副詞の位置がわからない?3つのルールを知れば解決できるよ。 | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~

いずれも動詞を修飾していますが、動作の回数や頻度を表す副詞の場合、その位置は”仮に英文を否定文にした場合に、notが入る部分”になります。

「頻度を表す副詞」という分類は他のサイトでも登場しますが、位置については大体「一般動詞の前。助動詞があればその後ろ、be動詞があればその後ろ」という解説になっています。

が、「なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~」さんでは

He is late.を否定文にしたら、He is not late.となりますね。そしたら、このnotの部分に、副詞を入れてあげればよいのです。そうすると、He is always late.になります。

引用元:英語の副詞の位置がわからない?3つのルールを知れば解決できるよ。 | なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~

と説明していて、なるほどと思いました。

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それ以外の場合

最後はそれ以外。この場合、その副詞が修飾する語・句・節の直前に置きます。

例外

何事にも例外があり、副詞もそうです。

enough

enough だけは修飾する語・句・節の後ろに置きます。
出典:12-3 副詞の位置- 英文法大全

強調したい部分

強調したい部分によって、副詞の位置が変わる場合があります。

It will soon be dinner time.
→「もうすぐだよ。夕食は。」
It will be dinner time soon.
→「夕食だよ。もうすぐね。」

引用元:Yahoo知恵袋

上の二つの分はどちらも間違いではありません。「もうすぐ」を強調したいときは soon を前に、「夕食」を強調したいときは後ろになるのです。

そして、副詞自体を強調したい場合は、副詞を先頭に置きます。

Yesterday I met him in our office.(きのう私は会社で彼に会った)

引用元:12-3 副詞の位置- 英文法大全

副詞句

副詞が2つ以上の単語で構成されている場合、つまり副詞句の場合は文末に置かれます。

・We usually eat a lunch box at the park.(※一般動詞の前)(私達はよく公園でお弁当を食べます。)

・We eat a lunch box at the rooftop twice a month.
(私達は月に2回お弁当を屋上で食べます。)

引用元:英語の副詞の位置はどこが正しいの? – ネイティブキャンプ英会話ブログ

最初の例文にある usually は頻度を表す副詞なので、動詞の前に置きます。しかし、これが twice a month になると文末に置かれます。

副詞が複数ある場合

場所を表す副詞が複数ある場合、小さい方を先に置きます。

I will meet you / at three o’clock / tomorrow.
 (あす、3時にお会いしましょう)
I got this radio / at Akihabara / in Tokyo.
 (私はこのラジオを東京の秋葉原で手に入れた)

引用元:12-3 副詞の位置- 英文法大全

tomorrow(明日)より at three o’clock(3時)の方が小さいので、at three o’clock が前に来ます。

in Tokyo(東京)より at Akihabara(秋葉原)の方が小さいので、at Akihabara が前に来ます。

また、時間、場所、様態、頻度を表す副詞の優先順位は

場所>様態(頻度)>時間

となります。ただし、文字数の差が大きいときは、この順番を無視して文字数の少ない方が先に来ます。

He arrived / here / safely / yesterday.
 (彼は昨日無事ここに着いた)
We arrived / safely / at the airport / last night.
 (我々は昨夜無事空港に着いた)
I met him / yesterday / at the party which was held by Mr. Carter.
 (私はきのうカーター氏主催のパーティで彼に会った)

引用元:12-3 副詞の位置- 英文法大全

最初の例文は、場所(here)、様態(safely)、時間(yesterday)の順番で並んでいますが、2番目の例文では場所の at the airport が2番目に来ています。

3番目の例文でも、本来最後に来るはずの時間(yesterday)が前に来ています。

Ken
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と言うことで、副詞の位置は基本的に

 

・動詞を修飾する場合
・頻度を表す場合
・それ以外

 

の3パターンに、例外として

 

・enough

・強調したい部分による変化

・副詞句

 

があり、これに副詞が複数ある場合の順番を覚えておけば良さそうです。Ken が調べた限りでは。

 

追記:「なみのリズム~リズムで体感!英語リスニング~」はサイトが無くなっていました。魚拓の方に残っていたので、リンク先を魚拓へ変更しています。

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