幻のゴールデンタイムと、BCAA・EAAの真実

アラフィフ男の筋トレ日記
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Ken
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筋トレ民にとっては、BCAAやEAAの効果、特にトレーニング中や直後の所謂”ゴールデンタイム”に摂取する事のメリットは、半ば常識のように語られます。

KenもネットでBCAAやEAA、そしてゴールデンタイムのことを知り、購入して摂取していました。しかし・・・

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ゴールデンタイムは存在しない?

ネット上にはゴールデンタイムに関する様々な情報があります。曰く

  • 筋肉合成が最も盛んなのはトレーニング後45分以内である
  • トレーニング後1時間以内は筋肉へのアミノ酸輸送量が3倍になる
  • トレーニング中、または直後にタンパク質(アミノ酸)が不足すると筋肉が分解する

等々。

しかし、ゴールデンタイムはトレーニング後1時間だと言う情報もあれば、30分だと言う情報もあります。また、もっともらしいことを書いてはある物の、その根拠は不明です。そんな時に見たのが下の動画

なんと、科学的な調査によってゴールデンタイムの存在は否定されていたのです!!

確かに筋トレ後は筋肉の合成が活発になります。ただし、それはかなり長時間続く物であって、「トレーニング直後の30~60分の間に血中アミノ酸濃度を高めることで追加効果を得られたりはしない」と言うのです。

そしてタイミングよりも大切な事は、1日に摂取するタンパク質の総量である、と。

なので、プロテインを飲むのはトレーニングの1時間前でも、2時間後でも構わない。

BCAAもEAAも必要ない?

アミノ酸の方が吸収が早く、内臓に負担をかけずに血中アミノ酸濃度を素早く上げることが出来る。

と言うことで、トレーニング中にEAAを飲んでいる筋トレ民は多いことでしょう。特にBCAAは筋合成を高めてくれるので欠かせない。

Kenもそうでした。しかし、これも意味がなかったようです。

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  • 十分な量のタンパク質を摂取できていれば、EAAやBCAAを摂取しても追加効果は無い
  • 血中アミノ酸濃度の上昇速度はEAAもプロテインも有意な差は無い

タンパク質の摂取さえ十分であれば、それ以上EAAやBCAAを摂取しても何も起こらない、金の無駄である。と言うことです。

また、最初に紹介したように、ゴールデンタイムが存在しない以上、素早く吸収されることのメリットもありませんし、そもそも血中アミノ酸濃度の上昇速度はプロテインと差が無い。

ちょっとショックですね、EAAもBCAAも結構高かったんですけど。

絶食しても筋肉は分解しない

そして最後は、筋トレ民にとって最も恐れるべき、筋肉の分解についてです。

十分な栄養、特にタンパク質を摂取しなければ筋肉が分解する。と言う話はネット上でもよく見かけます。所が

  • 人体は飢餓状態では筋肉を維持しようとする
  • エネルギーに変わるのは、炭水化物、脂肪、タンパク質の順番。筋肉は最後。

つまり、トレーニング前にプロテインを飲んだり、トレーニング中にアミノ酸を摂取したりしなくても筋肉が分解したりはしない。

これは最初に紹介したプロテインの摂取タイミングの話とも合致します。プロテインはトレーニング前に飲んでも後で飲んでも、効果に差は無いのです。

動画主のパーカーフィットネスさんは、これらの間違った常識について「サプリメントを売るためのデマ」と切り捨ててします。

Ken
Ken

と言うことで、まとめると

  • プロテインはいつ飲んでも良い
  • EAAとBCAAは不要
  • プロテイン飲まずに筋トレしても筋肉は分解しない

これで高いサプリ買わずに済むのは助かります。

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