プロテインは無駄なく有効的に

アラフィフ男の筋トレ日記
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Ken
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筋トレの必需品と言えばプロテイン。Kenはホエイとカゼイの2種類使っていますが、最近ホエイの値段が上がって困っています。

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ホエイプロテイン値上がりの理由

最近、と言うか結構前からホエイプロテインの値段が上がっています。例えば、Kenが今回購入したのは5kgで11470円でした。

所が、購入履歴を見てみると、全く同じ製品が前回の購入時(今年の1月15日)は8960円だったのです。

しかも、その更に前、2021年の2月時点では6980円。1年で4000円以上値上がりしたことになります。

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ではプロテインが全て値上がりしているのかと言うとそうでは無く、カゼイプロテインやソイプロテインは殆ど変わっていません。何故ホエイプロテインだけが値上がりしているのか?池上彰の番組で解説していました。

原因は中国。中国では家畜伝染病のアフリカ豚熱が流行、2019年時点で100万頭以上の豚や猪が殺処分されています。

アフリカ豚熱(ASF)は、ASFウイルスが豚やいのししに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。

ダニによる媒介、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。

有効なワクチンや治療法はなく、 発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、我が国の家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され

引用元:アフリカ豚熱(ASF)について:農林水産省

で、中国政府は大ダメージを受けた養豚業を立て直し、豚の飼育数をASF流行前に戻そうとしました。その豚の飼料として、ホエイプロテインの材料であるホエイを大量に使用したのです。

結果的にホエイが品薄となり国際価格が上昇、ホエイプロテインの値段が上昇したというわけです。この傾向はまだ暫く続きそうです。

ではホエイをやめてソイプロテインに、と言う訳にも行きません。と言うのも

ソイプロテインはバイオロジカル・バリュー(摂取したタンパク質が体内でどれだけ利用されるかの割合)がホエイプロテインに比べて低く、筋肉合成の効率が低いのです。

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プロテインの有効な摂取量と摂取タイミング

しかし、まさかホエイが中国で豚の餌になっていたとは。Kenの様な安月給のトレーニーにとっては死活問題。なるべく有効に、無駄なく使わなければなりません。

上は筋肉あるあるさんの動画。筋肉合成のために利用できるタンパク質の量は、1度に体重1kg当たり0.4g。と言う話。

1度に大量のタンパク質を摂取しても筋肉合成に利用しきれず、アンモニアを発生するためトレーニーはトイレに行く回数が多い。そして、動画では解説がありませんが筋肉合成に利用されないタンパク質は脂肪として蓄えられます。

しかし、体重1kg当たり0.4g以上のタンパク質は無駄かと言うと、必ずしもそうでは無く、筋肉の分解を防ぐ役割はある。

そしてもう一つ、下は論文で解決さんの動画。

プロテインは3時間おきに摂取するのが理想的。出来なければ食事と一緒に。トレーニングの前でも後でも効果は同じ。

最期は1日の総量です。筋トレをする人間は、1日にどれくらいのタンパク質を摂取すれば良いのか?

東京医療保険大学のサイトに解説がありました。それによると

信頼性の高いシステマティックレビューが報告されています。それによると、レジスタンストレーニング実施者が1.62/kg体重/日を超えるタンパク質を摂取しても、筋肉はそれ以上増加しないことが分かりました1)。そのため、必要量は約1.6/kg体重/日と考えるのが妥当です。

引用元:プロテインの必要量や摂取タイミングの誤解 | 東京医療保健大学

2g以上を推奨するのは、筋肉増強剤を使用する海外のプロボディービルダーだろうと言うことです。

まとめると

  • ホエイプロエインの値上がりは中国の養豚が原因
  • ソイプロテインはホエイプロテインより筋肉合成の効率が悪い
  • 1度に利用できるタンパク質の上限は体重1kg当たり0.4g
  • タンパク質は3時間おきの摂取が理想
  • 1日の必要総量は体重1kg当たり1.62g
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